大鵬さん

今日1月19日は大鵬さんの命日でした。
おばあちゃんが台所で夕食の支度中、
「大鵬の番が来たら教えてね」と
いつも大鵬さんの取り組みを楽しみにしていました。
私は大鵬さんより、おばあちゃんに遠慮しながらも
心の中で柏戸さんを応援していました。

大鵬さんごめんなさい、私は当時あまりにも子供で
強すぎるあなたがちょっと憎らしかったのです。
お孫さんの納谷さんの、一番出世おめでとうございます。
命日の前日、朝青龍の甥・豊昇龍さんを制しての新序出世一番乗りに
新しい時代の息吹き、運命的なものを感じます。

みんな相撲が大好きでした。
隣のおにいちゃんが自慢げに、これ読めるか?
と尋ねたのが「豊山」。
とよさん?
「あははお前アホやな、ゆたかやまって読むんや、横綱になるで」
豊山は私の応援のかいなく横綱には一歩届きませんでしたが
時津風理事長としてその後の大相撲を牽引されました。
おじいちゃんは北の富士のファンでした。
NHKの解説で歯切れよく、時にはきびしく批評される姿を見て
往時の姿が重なり、応援していたおじいちゃんを思い出します。

大鵬さん、大相撲が困難な局面に出遭うたび、
皆んなあなたのことを思い出します。
あなたが生涯かけて守り通した横綱の姿を。
ありがとうございました。

「NHKアーカイブス あの人に会いたい 大鵬幸喜より」
私は「忍」というのがモットーだと
最近「夢」という字も書く
だけど今は「忍」ということをやらないで
「夢」をみんな先に追っちゃうわけでしょ
「夢」をつかむには人に言えない血のにじむような
努力しなきゃいけないんだ
それを乗り越えて行って 自分のものを達成できる
それが「夢」なんだよ

NHKアーカイブス あの人に会いたい 大鵬幸喜より

猫の手1.0 リリースしました。

ぴぃちゃんは昭和の香り漂うツンデレな猫でした。
ある日開け放した窓からふらりとやって来て、
ふらりと消えていきました。

指を噛まれたり、顔を引っ掻かれたり
さんざん理不尽な仕打ちを受けたものですが、
次第に私の作業机と膝の上がいちばんのお気に入りの場所になりました。

同じ餌が三日続くと見向きもせず口をつけようともしません。
自分が甘えたい時だけすり寄ってきて、気が乘らないと呼んでも素知らぬ顔でした。
そのくせ娘のチビが私に甘えると本気で威嚇して追い払ったりもしました。

ぴぃやチビと過ごした日々はかけがいのない大切な時間になりました。
ぴぃちゃんの想い出と失われゆく昭和の香りを添えて「猫の手」1.0をリリースします。

すべての動物と家族とともだちや生きものや妖怪たちを愛する人に。
猫の手ネット